■メタ・カオス: 08/01/07 - カブに関係しないこと

写真A
国道の風景

上の写真の景色は、大半の人達にとって、見慣れた、もしくは見飽きた風景だと思う。

この写真自体は、埼玉県の国道で撮られたものだけど、日本の都市近郊に住んでいる人ならば誰でも見慣れている景色だと思う。自分が実際に行った、青森、岩手、秋田、宮城、福島、群馬、栃木、茨城、千葉、神奈川、山梨、長野、静岡、愛知、岐阜、三重、滋賀、京都、福岡でも同じような景色を見た。

あまりにも見慣れすぎていて特に何の感想も無いだろうこの景色の中に、見え隠れする不思議がある。

写真B
国道の風景

で、こっちがアムステルダム普通の街角の写真。歴史、伝統文化、調和…そんな言葉が街並みから感じられる。日本では、そんな場所は観光地でしか見られない。

写真Aの景色は、そこから歴史や伝統文化というものを全く感じない。かといって未来へ繋がる新しい何かも特にない。さらに建物の形、様式、色、全てがバラバラで、調和を目指して街が作られているとは思えない。にも関わらず、景色全体として混沌とした空気は感じられず、ある意味整然としている。それでもって、こんな景色が日本のどこへ行っても同じようにある。
…これって凄く不思議じゃない?

年末年始で狭山に帰り、国道16号線沿いに立ち、「過去も無く、未来もなく、現在の消費だけが彩るこの郊外。そして俺はここで育った。フ…。」などと思った。そんな新年。

Trackback---

TrackbackURL : http://tco-cub.com/system/mt-tb.cgi/235